命題2
もし、2つの数が互いにかけられて平方数を作るならば、そのとき、それらは相似な平面数である。
AとBを2つの数とし、AはBをかけられると平方数Cを作るとせよ。
AとBは相似な平面数であると主張する。
Aはそれ自身をかけられてDを作るとせよ。
そのとき、Dは平方数である。
Aはそれ自身をかけられDを作り、BをかけられCを作るので、それゆえに、AはBに対して、DはCに対する。propositionZ17
また、Dは平方数で、Cもまたそうであるので、DとCは相似な平面数である。
それゆえに、DとCの間に1つの比例中項数がある。
そして、DはCに対して、AはBに対する。
それゆえに、AとBの間にも1つの比例中項数がある。proposition[18、proposition[8
しかし、もし2つの数の間に1つの比例中項数があれば、そのとき、それらは相似な平面数である。
それゆえに、AとBは相似な平面数である。proposition[20
それゆえに、もし、2つの数が互いにかけられて平方数を作るならば、そのとき、それらは相似な平面数である。